国家一般職で受かりやすい官庁ってありますか?
ん~、はっきりと断定することはできないけど比較的狙い目というのはあるよ。
国家一般職に狙い目で受かりやすい官庁はあるのか?国家一般職を目指しているあなたならぜひ知りたいと思っているのではないでしょうか?
通常受かりやすいとか狙い目だとか判断する基準は倍率ということになると思いますが、国家公務員の場合全体の倍率は公表されていますが各省庁ごとの倍率は公表されていません。そこで、本記事では採用数の多さを判断基準にすることにしました。
その結果、次の省庁が狙い目で受かりやすい官庁という結論になりました。
- 厚生労働省地方労働局
- 国土交通省地方整備局
どちらも本省ではなく地方出先機関ですが採用数がめちゃくちゃ多いんです。
国家公務員一般職は、本省勤務と地方出先機関勤務に分かれています。本省勤務は採用数があまり多くありませんが地方出先機関は採用数が比較的多いです。その中でも、地方労働局と地方整備局は勤務地の数が他に比べ圧倒的に多いので採用数も非常に多く狙い目で受かりやすい官庁だといえます。
しかし、受かるためには、難しい1次試験、官庁訪問と2次試験での面接などの難関を突破しなければなりません。独学で挑戦することも可能ですが、もしもあなたが確実に合格したいなら資格予備校のアガルートがおススメです。
というのは、アガルートは公務員試験合格者がここ2年で7.56倍になった資格予備校で合格率が非常に高いからです。アガルートなら合格への最短ルートを進んで国家一般職に受かることができますよ。いますぐ申し込んで合格を確実なものにしましょう!
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国家一般職狙い目で受かりやすい官庁はココだ!
それでは国家一般職で狙い目で受かりやすいと思われる地方労働局と地方整備局について詳しく解説します。
国家一般職 狙い目で受かりやすい官庁 ① 地方労働局
地方労働局は厚生労働省管轄の地方出先機関です。各都道府県の県庁所在地に事務所がありますが、その下部組織としてハローワークと労働基準監督署があります。
ハローワークは全国に544か所、労働基準監督署は321か所と他の省庁の地方出先機関に比べ、その数が圧倒的に多いのが特徴です。
そのため、採用数も桁違いに多いので狙い目で受かりやすいといえます。
過去3年間の採用実績 ※47都道府県労働局の合計 | |||
---|---|---|---|
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
一般職(大卒、高卒程度) | 668人 | 668人 | 664人 |
これだけ採用数の多い官庁は他には見当たりません。必ずしも「採用数が多い=受かりやすい」というわけではありませんが、これだけの採用数があるということは、受かりやすい官庁で狙い目であるということはいえるでしょう。
こんなに採用数が多いなら受かるような気がしてきました。
地方労働局の仕事
合格したとしても、「仕事の内容が自分に合わない」などということがないように、次に労働局の仕事内容を見ておきましょう。
地方労働局には地方労働局、ハローワーク、労働基準監督署の3つの部署があり、それぞれの部署の仕事内容は次のとおりです。
- 地方労働局
各都道府県に一ヵ所ずつあり、ハローワーク、労働基準監督署の上部機関として総合的な職業安定、労働条件の監督などを行っています。 - ハローワーク
地域の総合的雇用サービス機関として職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に行っています。 - 労働基準監督署
労働基準法、労働安全衛生法などの法令に基づき、労働者の労働条件(労働時間、賃金等)の改善、職場の安全や健康の確保を図るための業務を行っています。
地域に密着した仕事で、労働環境もよいホワイト官庁でもあります。
本省勤務の場合、残業時間がすさまじく多い部署が多いです。しかし、地方出先機関の場合、一般的に残業をすることは少なく定時で帰れる部署が多く、労働局も年度末などの繁忙期以外は残業はほとんどありません。
また、転勤も希望する都道府県内での移動だけで都道府県をまたいだ人事異動はありませんので、地元でずっと働きたいかたにはおすすめです。
・残業がほとんどなく定時に帰宅することができる。
・同一都道府県内での異動しかないので、地元でずっと働きたい人には向いている。
国家一般職 狙い目で受かりやすい官庁 ② 地方整備局
国家一般職で狙い目で受かりやすい官庁の2番目は、地方整備局です。
地方整備局は国土交通省の管轄の地方出先機関です。関東地方整備局をはじめ全国に8か所の地方整備局がありそれぞれの下部組織として、河川事務所、道路事務所などがあります。
関東地方整備局の場合、関東全土に53か所の事務所および127か所の出張所があり、その他の地方整備局も各地方ごとに多くの事務所、出張所を抱えているので狙い目で受かりやすいといえます。
令和4年度の採用人数
・関東地方整備局138名
・北陸地方整備局65名
・四国地方整備局48名
(その他の整備局は公表無し)
労働局ほどではありませんが、こちらもかなり採用数が多いので狙い目で受かりやすいといえますね。
こちらも採用数が多いですね。
地方整備局の仕事
道路や河川、港湾、空港の整備や広域的な地域づくりが地方整備局の仕事です。また、災害発生時には迅速な対応による早期復旧を目指すことなどもとても大事な仕事の1つですね。
各地方整備局のもとに、河川事務所、道路事務所などがあり、洪水の防止、道路網の維持管理など地域の安全や利便性を高める業務を行っています。
高速道路の建設、空港や港湾の整備、河川の改修など大規模なインフラ整備の計画から施工まで関わることが整備局の仕事の特徴です。時には国家的なプロジェクトに関わることもあるので、狙い目で受かりやすいというだけでなくやりがいのある官庁ということも言えるでしょう。
・地域の安全性や利便性を高めるのが主な業務
・大規模な国家的なプロジェクトに携わることもある
国家一般職試験の流れ
受かりやすくて狙い目の官庁がわかってうれしいです!
おい、おい、喜ぶのはまだ早いぞ!採用試験に受からなきゃ採用されないんだからな。
ここまで、国家一般職で狙い目で受かりやすい官庁はどこだかについて解説してきました。しかし、そうはいっても国家一般職として採用されるためには国家一般職採用試験に合格しなければ話になりません。
まずは、採用までの流れを見てみましょう。
平成4年度の国家一般職試験は次のような日程で行われます。
国家一般職 | 日程 |
受付期間 | 3月18日~4月4日 |
1次試験日 | 6月12日(筆記試験) |
1次合格発表 | 7月6日 (1次試験合格者だけが2次試験を受験できる) |
官庁訪問 | 7月8日~ |
2次試験日 | 7月13日~7月29日(面接試験) |
最終合格発表 | 8月16日 |
官庁訪問 | 8月19日~ |
国家一般職の採用までの流れは、大きく分けると次の2つになります。
① 人事院が行う採用試験
② 各省庁が行う官庁訪問
それぞれの詳細は以下のとおりです。
① 人事院が行う採用試験
国家一般職の採用試験は、各官庁が個別に行うのではなく人事院によって一括して行われます。人事院とは国家公務員の給与や労働条件に関する政策を策定し実施する機関で、公務員の採用に関する政策も策定しています。
人事院が行う採用試験は1次試験と2次試験があります。国家一般職として採用されるにはこの採用試験に合格しなければなりません。
1次試験は筆記試験です。大学までに勉強した一般的な知識を測る教養科目と法律知識などの専門知識を測る専門科目に分かれています。2次試験は面接試験で、人物についての評価を受けます。
・国家一般職採用試験は人事院が一括して行う。
・試験は1次試験(筆記試験)と2次試験(面接)がある。
② 各省庁が行う官庁訪問
採用試験最終合格=採用ではありません。各省庁が行う官庁訪問で内定をもらって初めて採用が決まります。
ここで一つ注意しなければならないことがあります。国家総合職など国家一般職以外の国家公務員は、最終合格発表後に官庁訪問がスタートします。それに対し国家一般職は1次試験合格発表後に官庁訪問がスタートします。
つまり、最終合格を待たずに官庁訪問が始まるので、2次試験対策と官庁訪問対策を平行して行わなければなりませんからかなりのハードスケジュールになります。
・最終合格=採用ではない。官庁訪問で内定をもらう必要がある。
・官庁訪問が始まるのは1次試験合格発表後。
官庁訪問で内々定をもらえるかどうかが採用への分かれ目です。
効率的に攻めて国家一般職の1次試験を突破すべし!
国家一般職1次試験はどんな問題ができるんですか‥
じゃあ、国家一般職1次試験について解説しよう。
国家一般職採用試験の試験科目
国家一般職の採用試験は次のような構成になっています。
試験 | 試験種目 | 配点 | 内容 |
1次試験 | 基礎能力試験 (5肢択Ⅰ式) | 2/9 | 〇公務員として必要な基礎的な能力を測るための筆記試験 ・知能分野27題:文章理解11、判断推理8、数的推理5、資料解釈3 ・知識分野13題:自然・人文・社会(時事を含む) |
専門試験 (5肢択Ⅰ式) | 4/9 | 〇専門的な分野の知識を測るための試験 経済学、行政学、憲法、行政法など16科目(各5題)から8科目を選択、計40題 | |
一般論文試験 | 1/9 | 文章による表現力、課題に対する理解力などを測るための論文形式による筆記試験 | |
2次試験 | 人物試験 | 2/9 | 人柄、対人能力などについての個別面接 |
1次試験と2次試験の割合は7:2で1次試験のウエートが高くなっています。ですから、1次試験をいかに突破するかが合格のカギになります。
さらに、1次試験では専門試験の配点が、4/9と非常に高くなっていますから、専門試験の出来が合否を分けることになります。
専門試験を攻略すべき!
専門試験は、次の16科目(各5題)から8科目を選択し、計40題を解答する形式です。
政治学、行政学、憲法、行政法、民法(総則及び物権)、民法(債権、親族及び相続)、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学・経済事情、経営学、国際関係、社会学、心理学、教育学、英語(基礎)、英語(一般)
えっ、こんなにあるんですか?
そんなに心配しなさんな。効率よく勉強すれば何とかなるぞ。
ご覧の通り専門科目の勉強は、何か見ただけで頭が痛くなりそうな感じですね。でもまずは落ち着いて下さい。
最初にしなければいけないのはどの科目を選ぶべきかということ。
一般的には、法律系3科目の憲法、行政法、民法1と2、経済系のミクロ経済、マクロ経済、財政学、は欠かないといわれています。
法律や経済を大学で専攻した人ならともかく、そうでない人にとってはどちらもとっつきにくそうな科目ですね。ですが、ここは頑張って乗り越えましょう。それにどちらの科目も一度マスターしてしまえば重要な得点源になります。
専門試験は、法律と経済分野は必須。頑張って乗り越えれば重要な得点源になる。
何か効果的な勉強法はないんですか?
計画的に勉強するのがベストじゃな。
時間割を作って並行して勉強するのがベスト
まずは、法律系と経済系の勉強から始めるのですが、一つの科目だけを集中して勉強してそれが終わったら次、という方法は避けた方がいいです。
例えば、「よし、憲法の勉強はもうバッチリだ。次は行政学をやるぞ!」というふうに、学習し終わった科目にそのあと一切触れないというやり方です。
よほどの天才ならともかく、普通の人は覚えたことにしばらく全く触れないと、せっかく覚えたことを忘れてしまいます。
これを防ぐには過去問を上手に活用するのがベストです。過去問を定期的に解いていれば、「あっ、この問題は確かあそこで勉強したよな」というふうに、振り返ることができるので記憶を定着させることができます。
「繰り返し」が大事です。
国家一般職専門試験の狙い目の科目はこれ!
国家一般職専門試験で、法律系、経済系の科目は必須ですが、それ以外の科目で狙い目の科目があります。
教職を取っている人であれば難易度がとても低いので教育学がおススメです。経営学も試験直前の1週間くらいで仕上げることができ短時間で得点になりやすい科目なので狙い目です。
英語が得意な人、特に読むのが得意な人であれば当然ながら英語は外せません。英語を専門にやっている人であれば難易度はそんなに高くないです。
難易度が低く狙い目の科目
・経営学
・教育学
・英語
基礎能力試験は知能分野の攻略がカギ
基礎能力試験はどうやって勉強すればいいですか?
基礎能力試験は数的処理の攻略がカギなんじゃ。
次は基礎能力試験の攻略法について解説します。
基礎能力試験は、知能分野と知識分野に分かれています。それぞれの出題数は、知能分野が27題、知識分野が13題と知能分野の出題数が圧倒的に多いです。
ですから、基礎能力試験を攻略するには知能分野に力を注ぐというのが王道です。
知能分野は数的判断処理を攻略せよ
知能分野とは、文章の読解力と計算能力などの数的処理能力を測る試験です。文章理解・判断推理・数的処理・資料解釈に分かれており、それぞれの出題数の内訳は以下のとおりです。
知能分野の出題数の内訳
文章理解:11問
判断推理:8問
数的数理:5問
資料解釈:3問
文書理解は、現代文の文章読解と英文読解です。判断推理・数的処理・資料解釈が数的処理の範疇に入ります。
数的処理の出題が16問と大きな割合を占めておりこれをどう攻略するかが合否のカギになります。
判断推理
判断推理とは、順序問題、嘘つき問題など与えられた条件から正解を導き出す問題です。数的処理の中で出題数が多く複雑な問題も多いです。具体的にはこのような問題が出ます。興味のある人は解いてみてください。
正解:5
数的推理
数的推理は、濃度、速さなど中学・高校で学習した計算問題に近い科目です。こんな問題が出ます。
正解:2
資料解釈
資料解釈は表やグラフを見て与えられた選択肢から正しいものを選ぶという科目です。出題数は3題と少ないのですが、判断推理と数的推理に比べ問題のパターンが一つしかないので、確実に押さえておきたい科目です。
正解:4
数的処理の攻略法はこれ!
数的処理の勉強はどうやればいいんですか?
次のようなことを心掛けてやるといいよ。
数的処理が重要なのはわかったけど、数学は苦手で嫌いという人も多いかと思います。そんな人は次のようなことを心掛けて勉強しましょう。
毎日やる
過去問を1問あさイチ、起きてすぐやりましょう。大脳生理学的に数学系の問題は朝やるのが最も効率的だといわれています。「習うより慣れろ」というのが数的処理ですからここは数稽古をするのが効果的です。
実は暗記科目
「えっ、なんで」と思う方もいると思いますが数的処理は実は暗記科目です。大学入試までの数学はすべて暗記科目だという声もあります。
じゃ、何を暗記するかというと、「解法のパターン」です。数的処理の問題にはいくつかの決まったパターンがあります。ですから、それぞれの問題のパターンごとに解き方を暗記しておけば試験の時に、「あっ、この問題はあのパターンだな」と冷静に対処することができるようになります。
繰り返すたびにスピードアップを図る
解法パターンを覚えてある程度問題が解けるようになっていたら、次はスピードアップを図りましょう。数的処理は作業効率を測るための試験です。ですから試験本番で1問当たりにかけられる時間は非常に短いです。
ストップウォッチを用意して、時間を測って繰り返すたびに短い時間で問題が解けるようにしましょう。
基礎的な計算力は重要
数的処理の問題を解くためには基礎的な計算力は必須です。「今さら、基礎に戻るなんて‥」と抵抗のある方もいるかもしれませんが、最近の大学入試では数学なしでも受けられる学科があるので、分数の計算や小数点の処理などが苦手な人が結構いるんじゃないかと思います。
限られた時間のなかで数的処理の問題を解くためには速く正確に計算する能力が欠かせません。計算ドリルなどを使って基礎的な計算問題を練習したり、普段の生活の中(例えば買い物など)で電卓を使わず暗算をする習慣をつけるのもいいでしょう。
数的処理の攻略法まとめ
・朝起きたら最低1問毎日問題を解くべし
・解法パターンを暗記せよ
・ストップウォッチを使ってスピードアップを図れ
・基礎計算の練習は超重要
第1次試験対策は効率よくやるべし
ここまで、国家一般職試験の1次試験対策について解説してきました。ご覧のように非常に多岐にわたる科目を勉強しなければなりません。
この広い範囲の科目を全て満遍なく勉強するのは効率的ではありません。出題される比重が高い科目とそうでない科目があるので、重点的に力を注ぐべき科目とそうではない科目があります。
また、人によって得意な科目と苦手科目があるということも見逃せません。それらを総合的に判断して、効率的に合格点を取るための戦略を立てる必要があります。
この戦略を立てるのも資格予備校を活用するのが最も効率的な手段です。資格予備校には1次試験で合格点を取るための蓄積されたノウハウがありますから合格までの最短ルートをたどることが可能です。
資格予備校を上手く活用するのが合格への近道です。
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国家一般職の官庁訪問に合格するための3つの対策
官庁訪問は面接勝負!
1次試験に合格するといよいよ官庁訪問が始まります。ここで内々定をもらえるかどうかが合格できるかどうかの分かれ目になります。各官庁には1次試験の成績は伝えられますが、最も重視するのは官庁訪問での面接内容です。その内容だけで内定が出るかどうかが決まるといっていいでしょう。
なぜなら、最終合格できるだけの学力があることはすでに証明されているわけで、採用する官庁としては人物評価を最優先で考えるのが通常だからです。
官庁の担当者の中には内定を出すまで、1次試験の成績を全く見ないという担当者もいるくらいです。
面接が苦手だから不安だわ‥
官庁訪問で合格するためにはそれなりの対策が必要です。ここでは官庁訪問に合格するための対策について解説します。
業務説明会や政策セミナーに参加して情報収集する
各官庁で行われる業務説明会にはできる限り参加しましょう。
官庁訪問では、志望動機や興味のある分野や業務、志望した官庁の業務内容についての質問など業務説明会に参加しないと答えられないような質問を受けることもあります。
業務説明会では、実際の業務の内容や現場の雰囲気を肌で感じりたり、先輩方の話を聞く機会を持つことができます。ここで、しっかりと情報を仕入れて官庁訪問に備えましょう。
希望する官庁のHPをこまめにチェックして日程を確認しましょう。
模擬面接で対策
官庁訪問では、面接のみで合否が決まります。ですから、面接の出来が悪ければ合格に結び付きません。
そのため面接のスキルを向上させるために模擬面接が重要な対策の1つになります。模擬面接の練習は大学の就職支援などでもできますが、一番のおすすめは、資格予備校の模擬面接を活用することです。
資格予備校には、面接でどんな質問が出るのか、どのように答えればいいのか、そのようなノウハウが蓄積されています。そのため、資格予備校を利用して面接対策をするのが最も効果的だといえるでしょう。
面接は技術なので、面接が苦手な人も知識と練習で伸びますよ。
エントリーシートの対策
エントリーシートの書き方もとても大切になります。エントリーシートは面接の前に面接官にあなたのことをあらかじめ知ってもらう重要な書類です。
エントリーシートの作成は第三者からの添削を受けることが必要です。自分で書いた文章の良しあしは自分では気づきませんから、第三者から適切な指摘を受けて修正していくことが大切です。
エントリーシートの作成も模擬面接と同様に資格予備校で指導を受けるのがおすすめです。予備校によっては回数無制限で添削を受けられるところもありますから、大いに活用しましょう。
エントリーシートのフォーマットは各官庁によって違いますからHPで調べておきましょう。
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あなたにとって狙い目で受かりやすい官庁はあなたが興味のある仕事ができる官庁!
前述のとおり、国家一般職で受かりやすい狙い目の官庁は、地方労働局と地方整備局だと申し上げました。
しかし、それはあくまでも一般的な話であって、あなただけにとっての国家一般職で受かりやすく狙い目の官庁があります。
それは、「あなたが興味を持っている、あるいは好きな事を業務としている官庁」です。
官庁訪問は面接勝負です。あなたが興味がある仕事、またはやりたいと思っている仕事を業務としている官庁なら面接時にあなたの熱い想いというか、熱を面接官に伝えることができます。
そうすれば、なんとなく応募してきている他の受験生よりも面接官に良い印象を与えることができるでしょう。ですから内々定をもらえる確率はグンと高くなるはずです。
なるほど、そういうことなんですね
ご存じのとおり、国家公務員は特定の分野に特化した業務を行います。すでにご説明したとおり、地方労働局は雇用を促進したり労働者の権利を守る仕事、地方整備局は、国土の開発や保守の仕事です。
その他、財務省ならば国家財政に関する業務、文部科学省なら教育関係など。
ちなみに私が勤めていた国土交通省は、運輸行政と建設行政を担当しています。運輸行政については、陸上交通、海上交通、航空交通に分かれています。さらに細かくいうと、陸上交通は、自動車交通、鉄道交通に分かれます。自動車交通は旅客運送、貨物運送と細分化されています。
もしあなたが鉄オタだったら‥ ここがあなたにとっての狙い目で受かりやすい官庁
ここで具体例を挙げてみます。
あなたが鉄オタだと仮定しましょう。あなたは、鉄道に関して並々ならぬ興味と深い知識を持っているわけです。
そんなあなたが鉄道行政を扱っている官庁に応募すれば、鉄道に興味を持っていない普通の応募者に比べて圧倒的に有利な立場になれるわけです。
ですから、あなたにとって狙い目で受かりやすい官庁は、地方運輸局鉄道部ということになります。関東に勤務したいのであれば、ズバリ、関東運輸局鉄道部です。
官庁訪問で面接をしたときに、鉄オタのあなたが熱く鉄道について語ればあなたの熱が面接官に伝わります。そしたら面接官は一発であなたに内定を出すこと間違いなしです!
熱い気持ちは伝わりやすいですよね!
もしもあなたが航空マニアであれば東京航空局、船が好きなら関東運輸局海自振興部が狙い目で受かりやすい官庁です。
これらは、あくまで一つの具体例にすぎません。あなたの好きなことや興味のあることを業務としている官庁をさがしてそこに応募しましょう。
そうすればあなたが合格する確率は飛躍的に上がること間違いありません。
受かりやすく狙い目の官庁を受けて国家一般職に合格しよう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
一般的な国家一般職の受かりやすく狙い目の官庁は、次の2つです
・厚生労働省地方労働居局
・国土交通省地方整備共
どちらも採用数が圧倒的に多いので受かりやすく狙い目と言えます。
また上記の2つの官庁以外にも扱っている業務が、あなたが興味を持っていたりその分野に関して深い知識や情熱を持っている官庁はあなたにとって受かりやすく狙い目の官庁です。そんな官庁を探せば採用される確率は飛躍的に上がるでしょう。
しかし、いくら受かりやすく狙い目だとはいっても難しい1次試験、官庁訪問、2次試験という難関を突破しなければ採用されることはありません。
採用されるための一番の近道は高い合格実績を誇るアガルートで対策を立てることです。
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